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賞与を払う5つのポイント

年3回の支給にして決算内容を反映

賞与の支給回数は?

賞与は夏冬という年2回の支給の会社が多いが、どうあるべきか?

年3回の支給にして、決算をからませた方が業績連動の仕組みを作りやすい。

【年3回方式】

夏7月 1ヵ月
冬12月 1ヵ月
決算時の3月 1ヵ月 + 利益還元

【年2回方式】

夏7月 1.5ヵ月
冬12月 1.5ヵ月
決算時の3月 なし

決算賞与の支払い時期は?

決算賞与を払うことでやる気を喚起したい。だが、3月の決算の数字が確定するのは4月に入ってからである。決算賞与を3月に支払うために、見込みで出すことになるが、何とかならないものか?

決算賞与は、支払う時期によって、2つの方法が考えられる。

◎当期に支払う方法
この場合は見込みで払うことになるが、当期経費で処理できる
◎翌期に支払う方法
この場合は確定数字に基づき払うことができる。当期経費で処理できないかもしれないが、それでも良いという考え方もありえる

評価期間と決算期との関係は?

当社は、3月決算である。賞与の算定期間は、夏7月(前年12月から当年5月)、冬12月(当年6月から当年11月である)となっていて、決算と合わない。合わせる方法はないか?

どちらかに合わせるほかないと思われる。

決算に合わせて賞与支払い時期を決める方法
上半期(当年4月から当年9月) → 当年10月支給
下半期(当年10月から翌年3月)→ 翌年4月支給
賞与支払い時期に合わせて決算期を決める方法
この場合は、5月決算もしくは11月決算とする。